ネトゲ廃人に片足を突っ込みかけていた過去

ファミコンが発売されたのが35年前。
そこから数多くの家庭用ゲーム機が出て、ついにはブラウザさえあればプレイできるオンラインゲームまで登場し、歴史は積み重ねられていったのですが。
いつしか社会問題となっていたのが

「ゲーム依存症」の取材に行ったら「あなたもです」 気づかぬうちに深刻な症状 深夜の「1試合」妻の怒り(Yahooニュース より)

ゲーム

点数を更新したり、登場キャラ全員のレベルを最高まで上げたり、アイテムを収集したり、全シナリオをコンプリートしたり。
シナリオが1本道の推理ADVでもない限り、どのジャンルも中毒性が高いです。
いえ、その1本道の推理ADVを何十回もプレイしてどっぷり浸かっていた私が言うことではないのですが。

そのただでさえ中毒性の高いところに、オンラインゲームでは交流までできちゃうんです。
赤の他人ではなく、同志として。
レベルを上げて戦績を重ねれば重ねるほど、ゲーム世界では賞賛されちゃうんです。
依存症が増えるのも当然といえば当然です。

実は私も、ネトゲ廃人というものになりかけたことがあります。
1日中、仕事をしても、友達とカラオケに行っても、何をしても考えるのはゲームのことばかり。
接していて楽しいのは、10年来の友達より、顔も知らないゲーム内の友達。
彼氏もいないのにゲーム内のキャラ同士の擬似恋愛に夢中で、泣いたり笑ったり。相手は実は家庭持ち、というのもよくある話なんですけどね。
14年前の福井豪雨の時に、被害が甚大と言える区域に住んでいたのですが、当時はゲームに夢中で外の様子に一切気づかず、親の悲痛な叫び声でようやく事態を把握した、という……。

外界から隔絶された状況では辛うじてない、というギリギリの線だったのですが。
そんな私が目を覚ましたのは、今はもうないらしいのですが、「ネトゲ廃人から足を洗った人たちの体験談」が書かれたまとめサイトでした。
出てくる話が全てあまりにも真に迫っていて、胸が痛くなりました。
そして、いつか自分もこうなるのだろうか……そんな恐れを抱いたのと、お恥ずかしながらゲーム内の人間関係でトラブルが起きたのもあり、すっぱり足を洗いました。

今もアニメは見ますし、ゲームもたまにプレイしますし、相変わらず二次元世界から離れてはいません。
しかし趣味は趣味、趣味に生活を食われてはならないのだ、と心から思います。
記事の内容にもありましたが、息抜きであるべき趣味でストレスを抱えていては、本末転倒ですしね。

しかし今度、ゲーム依存症に「ゲーム障害」という疾患名が付くという話ですが、何でも病気や障害扱いする風潮はどうかと思います。
診断や薬より、カウンセリングや社会復帰のためのケアが重要だと思うのですが。
と思ったのですが、アルコール依存症やギャンブル依存症などという疾患が既に存在しますね……。
こちらは確かに、ケアだけではどうしようもないのかもしれません。

ゲーム好きとゲーム廃人、趣味と依存、ケアと診断。
何事も境界線が難しいです。

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