どっちが正しいのかわからない言葉

同じ意味で、読み方も同じだったり似ていたりするけど、漢字が違う。
または、同じ意味だけど、呼び方が違う。
そんな紛らわしい言葉は、きっと世界中にあふれているけれど、世界でもトップレベルの難しさを誇るらしい日本語は、そんな言葉がとても多いです。

今まで「いっしょうけんめい」は「一生懸命」が正しくて、「一所懸命」は誤字から常用外漢字に成り上がっただけだ、と思い込んでいたのですが、実はどちらも正解です。
一所懸命とは、武士が賜った一ヶ所の土地を懸命に守る、という意味から生まれた言葉です。
それが「物事を命がけでやる」という意味に転じて、一生懸命という言葉が生まれたのだそうです。
誤字だと決め付けていた言葉の方が、実は歴史が古かったことに驚きつつ反省しています。

他にも

私たち 私達
一応「私たち」が正式で、「私達」は常用外漢字です。
そもそも「達」は「たち」とは呼ばないという話もあります。
でも常用かどうかが基準になると、そもそも「私たち」は「わたくしたち」のみが正解で、「わたしたち」とは言えなくなります。
今でも意見が分かれる問題のようですね。

友人 友達
「たち」とは呼ばないので、そもそも「友達」が間違いだと思われるかもしれませんが、常用漢字表の付表で、特別な読み方をする言葉の一つとして掲げられているそうです。
この場合、辞書では=(イコール)で表記されていて、明確な違いはありません。
一般的には「友人」は友と呼ぶに値する人、「友達」は仲良く皆で集まる人たち、という意味で使われる傾向にあるそうです。

怖い 恐い
こちらも「恐い」は常用外漢字で、「恐ろしい」と書くのが本当だそうです。
分かりやすい例で「草原で恐ろしい毒蛇にあい、怖かった」という文章があり、「怖い」は主観的な感情、「恐い(恐ろしい)」は客観的な対象物に対する表現、という認識が一番近いのではないかと思います。

だいぶ だいぶん
社長が「だいぶんと」という言葉を使っていたので、どうせ間違いだろうと決め付けていたのですが、実は正しいそうですね。
だいぶとだいぶん、どちらも使われているらしいです。
またしても反省させられました。
しかし「大分と」と漢字で書いてしまうと、私のような人が「大分県がどうかしたの?」と混乱しそうなので、ひらがなの方が無難です。

パンツ ボトムス
ズボンでいいんじゃないでしょうか。

パンツだと下着を連想する

日本語の難しさと、思い込みの恐ろしさと、言葉のジェネレーションギャップを痛感しました。

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