DXというと難しく感じるが、IT技術で業務やサービスの効率化をすることを意味している。弊社のお客様でカー用品をECサイトで販売している会社様がある。一年前に依頼があり「商品を実際にユーザーの車に装着したシミュレーションができないか」との案件があり、プログラマーと綿密な打ち合わせながらシステムを構築し今年の10月に完成しました。実際にやってみるとわかりますが、自分の車に商品を付けたリアルな感じがわかり、購入や画像の保存ができます。

これからも続く感染症の時代に店舗に行かなくても、またそれ以上のサービスが展開できます。洋服を買うようにカー用品の試着ができ購入ができる新たなWEBサービスです。

http://nakano-simulation.com

オーナー様からさらにこのサービスをPRしたいので、チラシと動画の依頼がありました。弊社はホームページが主な業務の中心ですが、基本はグラフィックデザイン事務所です。印刷物も動画も多くを手がけています。
下が動画の絵コンテです。

これが動画を作る上で最初の工程です。手書きスケッチでイメージを膨らませ、ストーリを計画します。ここが決まればスイスイと制作が進みます。また、起承転結の場面編成が重要なポイントで、導入場面では興味と共感を与え、少しづつ伝えたいことを伝え、最後にまとめとしてメリットや知って欲しいととアピールし、終わる流れで動画を作ると観る側に良い印象が伝わります。

出来上がった動画のQRコードを付けてチラシをデザイン。ユーザーに読もうかとの興味を与える構成とインパクトを付け、長文はさけ、伝えたいとこは吹き出しの中に文字を流し込み、リズム感よく伝えました。
このように基本はデザイン思考が重要です。誰に何をどのように伝えるか。ユーザーが見たときどう思うか？自分がユーザー目線になりデザインを考えていけば、方向性やコンセプトが自然に決まってくると思います。