2018年に開催した福井しあわせ元気国体のあわら市大会報告書のデザインを担当しました。
構図を考える上でいつも考えることがあります。
インパクトがある構図やムーブメント、リズム感、対象、比較などがあります。
そのポイントを全て使い表紙の構図を決めました。
特にこのデザインは流れを意識しました。小から大へ 下から上に 右から左へ
昔を思い出し、選手やイベントに参加した子供達が、この表紙を見た時に、自分たちが参加したあの時代に戻れる。
時間の流れ。過去から未来へ!を感じられるを主題に構図にこだわりデザインを考えました。
48年後にまた福井で国体があります。この表紙に載っている子供達はもういい歳。
なにかのきっかけでこの表紙を見る機会があるかと思います。
そのときに、若かったな。あの時楽しかったな。いい大会だったな。こんなことを考えていたな。
そんな時間の経過を構図から感じ取れれば幸いです。
私は48年後はもう生きてはいませんが、県内、地元の図書館に残る仕事ができたことに誇りを感じます。